WordPressブログやシステム開発でよく用いるWinSCPですが、デフォルトのエディタではシンタックスハイライトが使えないなど、ファイルの編集には少し不便です。
以下ではWinSCPでファイルをダブルクリックしたときに起動するエディタを変更する方法をご紹介します。
エディタを変更する方法
使用したいエディタのパスを確認する
WinSCPでエディタを変更するには、使用したいエディタのパスを把握しておく必要があります。

例えば、Visual Studio Codeならデフォルトのパスは以下となります。
C:\Users\%USERPROFILE%\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code
使用したいエディタのパスはものによっては複雑になるので、先に見つけてクリップボードにコピーしておきましょう。
エディタを登録する
デフォルトのエディタを変更するにはまず、WinSCPを起動して[Ctrl+Alt+P]で設定を開きます。
左ペインから「エディタ」を選択し、「エディタ」の追加を押下します。

開いた「エディタの追加」ウィンドウで以下を設定します。
- 外部エディタ「外部エディタ」を選択し、先ほどコピーしておいたパスを貼り付けるか、参照から対象のエディタを選択します。
- エディタの起動条件(任意)エディタに紐付ける拡張子を指定できます。
複数指定する場合はセミコロンで区切ります。
例:*.html; *.css; *.js;

以上の設定が完了したら「OK」を押下します。
デフォルトのエディタに指定する
以上の手順で登録したエディタをデフォルトで開くようにするには「エディタの設定」ウィンドウで一番上に表示されるようにする必要があります。
デフォルトに指定したいエディタを選択し、一番上に表示されるまで右下の「上へ」を押下します。

「OK」を押下して設定は完了です。
まとめ
WinSCPでデフォルトのエディタを変更するには以下の手順を行います。
- 使用したいエディタのパスを確認する
- WinSCPの設定からエディタを登録する
- エディタが設定画面の一番上に表示されるように並べ替える